建築家の苦悩と、生みの親としての責任

私が魂を込めて建てた建物が、数年後、自分のあずかり知らぬ場所で塗り替えられ、元の美しさが損なわれていく。そんな現実に直面してきました。「生みの親である私たちが、なぜ最後まで責任を持って建物を守り続けられないのか」。その強い憤りと責任感が、私を塗装技術の研究へと向かわせた原点です。
ペンキ屋ではなく、建築士が導き出した「解」

単なる「10年ごとの塗り替え」は、必ずしも建物の寿命を延ばしません。私たちは、建物の構造を知り尽くした建築士として、そして一級施工管理技士として、素材を「隠す」のではなく「活かす」クリアコーティングという解に辿り着きました。理論に基づいた技術こそが、資産価値を永続させる唯一の手段です。
不可能を可能にする、科学的メンテナンス

かつては劣化が早いと諦めていたサイディングも、デリケートな木材も、最新のコーティング技術(液体ガラスや有機系クリア)を適材適所で融合させることで、その寿命は飛躍的に延びます。優れた建築を生み出し、その美しさを科学で守り抜く。それが、DENKEN-KRAFTの揺るぎない使命です。
ガラス塗装を施したオリジナル風呂桶

風呂桶まで大工が作る。これはDENKEN-KRAFTの一つの特徴と言えます。木の香りのするお風呂は、湯あたりもやわらかく、なんとも気持ちいいものです。無垢板に、ガラス塗装という特殊な塗装を施すので、長持ちします。この塗装は、水回り全般にも使っています。
木という素材を最大限に生かす

木を活かすために、一本一本の木に触り、見て、配材をし、自分の手で刻みます。見せ場に使う梁は、製材でなく、ハツったチョウナの跡を見せてやります。天井や壁に板を張るのでも、ただ順番に並べるのでなく、柄合わせや色合いを考えてします。DENKEN-KRAFTの質は、大工の目と手で維持されているのです。
木を見せる空間をデザイン

「木でできている」木の家ではありません。木の力強さ、表情、色合い、格を、積極的に、現代的に見せる空間をDENKEN-KRAFTは造ります。昔のいわゆる「和風建築」とは違います。漆喰や窓とのバランス、建具の使い方なども含め、木の見せ方をトータルにデザイン。のびのびとした開放感のある、シンプルで、飽きのこない、明るい生活空間を造ります。
いろいろこなします

テーブルやキッチンセット、棚など、DENKEN-KRAFTは、木で作れるものは、なんでも作ってしまいます。その方が、空間をトータルにデザインできるからです。漆喰塗りも、自分ですることも多いです。器用だから、というのももちろんですが、自分が納得いく仕上がりを得たいからでもあります。